いすゞ フォワード(FRR34) ラジエター吹返し
[2018年11月アーカイブ
|2018-11-13]
3ヶ月点検で入庫し水廻りを点検してところラジエターのリザーバータンクの水が少ない状態でした。
水漏れがあるのかと思い加圧テストするが特に漏れる形跡もなく異常が見当たりませでした。
お客様に水温計はせいじょうでしたか?
オーバーヒートとか無かったですか?
連絡して聞きましたが特に問題無かったと返答が有りました。
一度リザーバータンクに適量の水を入れてエンジン始動し見ると、プクプクと気泡が出てきました。
さらに回転を上げるとブクブクを激しく液面が揺れ水温が上がると共に液量が増えて溢れてしまいました。
これはラジエターが吹返してる現象
エンジンのヘッドガスケットが抜けてるか?
エアーコンプレッサーのヘッドが抜けてるか?
ラジエター本体が詰まってるか?
考えられるのはこの辺りかな・・・
エンジンのヘッドガスケットの交換だと費用が高いので、いすゞフォワードでは何度もやってるエアーコンプレッサーのオーバーホールを選択しました。
エンジンオイルのスラッチが溜まりエアーンプレッサーのヘッドガスケットが抜けていました。
内部にはあってはいけないクーラントらしき水がありました。
恐らくラジエターの水はこちらのエアーラインに入り込みエアードライヤーから排出してと思います。
よく見るとエヤードライヤーの出口にも水がついてました・・・
オーバーホールして吹返しも無くなりました。
メーカー:いすゞフォワード|形式:PDG-FRR34S2|エンジン:6HK1
« 2015年6月 |
| 2019年4月 »